複数の自分を持つ

確固たる自分を持つことが重要だというのは聞いたことがあるかもしれない。しかし、自分というものが通用しない時に出くわす時がある。これが自分らしさや、これが自分の信念だというものも含め、自分が当たり前だと考えていたものがすぐに崩れて行く瞬間がある。まるで、自分を否定するかのようにその瞬間は襲いかかってくる。自分を否定されるのはつらい。

しかし、そのような瞬間に対処する方法がある。それは方法というよりも、考え方やマインドに近いものではあるが、それが何かというと、あえて確固たる自分は持たずに、時と場合に応じて自分を使い分けるという方法である。

自分の中に複数の役割を持つ自分を持っておくようにする。そうすれば、どんな場面に応じても自分を使い分けることが出来る。つまり、演じるというテクニックである。ここでポイントとなるのは、あくまで演じるという行為であるので、その場を円滑にするという役割だけに特化し、感情移入はしないということである。自分の思う通りにいかなくても、感情移入せずに、演じるという客観的な立場でいることで、冷静にいられる。

以上が複数の自分を使い分けるという意味での、複数の自分を持つという内容である。

悩むのは暇だから

人は自由な時間がありすぎると、思考をしてしまう。古代ギリシア哲学が発展したのも、有閑階級の人たちが時間を持て余したからである。また、中世の古典文学が色恋の要素が強いのも同じ理屈である。

余暇の確保は必要だが、あまりにも暇すぎると、どうでも良いことばかり考えてしまい、現実の行動に移すことをためらってしまう。人は考えることが大好きなのである。

現実を変えていくのは行動しかない。あえて、時間を忙しくして行動しまくるのも良いのかもしれない。

市場と戦略とマインド

自分を売る手順

⓪自分を磨きながら、自己分析で自分の価値、魅力を言語化して自覚する➡︎セルフブランディング

①自分の価値をどこで売るかという市場を考える

②全体的、長期的な売り方の戦略を考える

➡︎市場によって、自分の売り方を変える

➡︎継続型コミュニティor非継続型コミュニティ

⭐️どの市場でも、自分から買ってください感は絶対に出さないこと!➡︎市場に浸透させていく感じ

③マインドを『積み上げマインド』にする

➡︎自分を完成した自分と思わずに、これから伸びていくと考える!

 

関係性で見るとうまくいく

物を買う時には、我々はお金を対価として支払う

買うために、お金をgiveするという行為を行う。この時、物を『売る人』と『買う人』という二つの役割が存在している。これは、経済活動における売買行為だけでなく、日常のコミュニケーションにおいても適用できる考えである。

つまり、『価値を売る人』と『価値を買う人』の両者でコミュニケーションは成り立っているという考えである。

コミュニケーションにおいて、自分は何を相手に与えているのだろうかと意識すれば、ギブできる人間になれるので、うまくいく。

相手との関係性で見ると良いのである。

自分を偽るのはやめよう

自分を偽って、ボロが出た時が一番ダサい。なので、自分を偽らずに、ありのままの自然体の自分でいると良い。背伸びせずに、ありのままの自分を受け入れること。そうすれば楽になる。

たとえ、ありのままの自分をけなされたとしても、その批判はとりあえず受け入れるが、自分の言い分もしっかり伝えることが必要。

変に背伸びせずに、自然体でいよう。そして、自然体の自分を受け入れよう。

根拠のない自信を持つことの重要性

『0➡︎1』を成し遂げるためには、根拠のない自信を持つことが大切である。

まず、根拠のない自信とは何かというと、自分を信じる力のことである。何もない所で、とにかく自分を信じてみること。一歩ずつ歩いてみること。これが、何よりもまず必要だ。

0から1を成し遂げるためには、自分を信じてみることから始めてみよう。その積み重ねが、0から1を積み上げ、やがて大きな数100、200、1000と変わっていくのである。

0から1に変えるために必要なのは、ただ一つ。

根拠のない自信を持つことである。